プロフィール

メモリアルダイヤモンドへの想い

私は、幼少期から、たくさんの人を見送る経験をしてきました。そのためか、いつもどこかで、「生きることについて」「人生について」考えてきたように思います。

メモリアルダイヤモンドに出会ったのは、可愛がっていたウサギが癌になった時でした。
” 遺骨ダイヤモンド ” の存在は以前から知っていました。その想いに心を動かされたのは、大切なペットの死を目の当たりにしてからです。26年におよぶジュエリー制作の経験を生かして、唯一無二のメモリアルダイヤモンドを自ら作って、一人でも多くの方の心に寄り添うことができたら――。そう思ったのです。

「私を、この場所を、必要とされている方がきっといる」。そう信じて、スタートしました。

ゆっくりでいい。
心のペースに寄り添いたい

最初のご相談をいただいてから、メモリアルダイヤやジュエリー製作をお決めになるまで、長いと半年から１年の時間をかける方もいらっしゃいます。
それで、いいと思うのです。
お一人お一人のお気持ちの変化に、お客様のペースに、じっくり寄り添うことを、何より大切にしたいと思っています。

大切な人やペットが、お客様にとって、どんな存在だったのかーー。
そして、ご自身の “ これから ” について。
アトリエ「グレイス」で、誰にも話せない想いを解放していただくことができたら。
ここでお過ごしいただく時間が、少しでも救いのひとときとなれば。
そう願っています。

「今を大切にする」ことが、
すべてを大切にすること

先日、西表島に、“ 幻の花 ” と呼ばれるサガリバナを見に行きました。
日が暮れる頃咲き始め、夜明けには散ってしまうその花は、儚さゆえの美しさと甘い香りを放っていて、今、この瞬間を生きる大切さを教えてくれました。

この瞬間を大切にすることは、過去も未来も大切にすることーー。

メモリアルジュエリーもまた、「今のあなたの想い」を受け止めるものだと思うのです。